仙台を象徴する一本の道
そもそも仙台に「杜の都」という愛称がついたのは、いつごろなのだろうか。その謎を調べてみると、どうやら大正時代まで遡るらしい。地理の研究教材に「森の都」という雅称が使われたのが始まりらしく、かなり古くから緑が豊かな町として認識されていたようだ。そんな仙台だが、仙台に訪れた事がある方はご存知かもしれないが、仙台の緑の豊かさの象徴を象徴しているのは、郊外の森林ではなく、中心部にある定禅寺通のケヤキ並木だ。この定禅寺通では、仙台の中心的なイベントが毎年多数開催されている。
冬には「光りのページェント」と呼ばれるケヤキ並木にたくさんの電球を括り付け、夕方暗くなってからライトアップするというイベントがあるが、非常に幻想的で、市民にはとても親しまれており、毎年たくさんの観覧者で賑わっている。それから定禅寺ジャズフェスティバルと呼ばれる音楽祭も開催され、近年では会場をいくつもに分けて行われているが、中心となるのはやはりこの定禅寺通だ。それから記憶に新しいもので、「東北六魂祭」と呼ばれる、東北6県代表的な祭りが集結するという大変大きなイベントが行われたのもこの場所である事から、仙台のシンボル的な存在と言えるだろう。